在宅医療助成 (指定公募)
【テーマ指定公募とは】
テーマ指定公募(指定公募)とはあらかじめ財団が研究テーマを指定し、一般から公募する形態です。
研究テーマの指定であり、助成対象者が特定されているものではありません。
在宅医療助成 (一般公募)
【基本的な考え方】
本財団は、「在宅医療」を大きな社会システムの中で捉え、新たな在り方を実現するために現場医療従事者からの研究を特に期待しています。
ここでは、今まで既に行われているような単なる技術的な研究にとどまらず、提供者側・利用者側双方の視点からの「在宅医療」の問題そのものを明確化し、研究データを積み重ね、将来の在宅医療の開発、方向性・在り方の提案・提示、政策提言等を行うような研究を促進したいと考えます。
本財団では、そうした意欲的な研究への助成とその成果を通じて、これからのよりよい社会とその中での「在宅医療」の実現を目指しております。
以上のような基本的な考え方のもと、例えば以下のような研究を求めております。
- 従来の医療や看護・介護そのものを見直し、問い直すような研究
- 在宅医療の経済的な分析、評価そして提言
- 在宅医療廃棄物の問題
- 終末期の生き方・死に方に肉薄する研究
- 終末期や死、看取り等の在宅医療の現場での「こころ」の問題
- 在宅医療を目指す人材養成のための斬新な教育方法、システムの開発
- 在宅医療におけるリスク管理
- 多職種とのネットワーク作り
- その他、在宅医療に関連するユニークな研究を期待します。
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- 助成対象とならないもの
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- 例:
- パソコン、デジタルカメラ、ICレコーダー、プリンタ、シュレッダー、マイク、スライドスクリーン、プロジェクタ、ソフトウェア、HDD、メモリディスク、机、椅子、かばん、その他の汎用性のあるハード機器類、書籍購入費、学会参加費及びその旅費交通費、申請者及び共同研究者への給与・謝金、組織などの一般管理費等(汎用性のあるものとは研究活動終了後も研究者の手元に残り継続して使用できるものを指します。)
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- 原則として、大学等の寄附口座等への助成金の振替はできません。
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- 当財団への重複申請はお控え下さい。
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- 類似テーマで他機関から助成金を受けている研究は申請できません。
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- 助成対象者・共同研究者は完了報告書提出時より2年間は申請ができません。
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- 例:
- 2013年度(後期)の一般公募対象者は2017年4月から申請できます
2015年度(前期)の一般公募対象者は2018年8月末まで申請できません
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- 大学及び病院に所属されている申請者は倫理審査委員会などの承諾を得るようご努力ください。